ニキビ治療薬「ベピオゲル」処方について ※保険診
新しいニキビ治療薬「ベピオゲル」が日本でも承認となり、当院では平成27年4月1日より処方いたします。
べピオゲルは過酸化ベンゾイルを有効成分とし、ピーリング効果と殺菌効果を併せ持った副作用の少ない全身に使用可能な薬剤です。
このベピオゲルは高い抗菌作用があり、1960年代から欧米をはじめとした多くの国でニキビ治療に使用されています。
平成27年に日本でも承認され、新しく処方が可能となりました。
※使用方法
1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布します。
ベピオゲルは、臨床試験において炎症性皮疹と非炎症性皮疹への効果が認められているため、塗布範囲は炎症性皮疹がある部位のみでなく、その周囲を含めて広めに塗布していただくとより効果的です。
※使用期間について
塗布期間は特に制限はありませんが、お一人お一人の状態により異なりますので医師にご相談ください。
※生活上の注意点
使用中は日光や日焼けランプなどによる過度の紫外線にあたらないようにしてください。漂白作用があるので、髪や衣料などに付着しないよう注意が必要です。
ピーリング効果があるためお肌への刺激が強めです。
そのため敏感肌の方は腫れや痒みなどを引き起こす可能性がありますが、医師による診察の上、処方いたしますのでご安心ください。
このベピオゲル処方が開始され、ニキビ治療の選択肢が広がりました。 池袋皮膚科では、べピオゲル処方のほかにもトレチノイン(自費)、ピーリング(自費)など、各ニキビ治療も行っておりますので、ニキビでお悩みの方はご相談ください。